Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
岡安 悟; 数又 幸生*
Czechoslovak Journal of Physics, 46(SUPPL.S3), p.1645 - 1646, 1996/00
OMG法で作製した酸化物超伝導体YBCOに16MeVのプロトンを照射し、磁束のピンニング特性の改善について調べた。磁化の長時間緩和の測定から磁束の活性化エネルギーを求めたところ、U(J/Jc)[1-(T/Tx)]・Hの形で表わされることがわかった。照射量に対する変化は510ions/cmまでは活性化エネルギー及び臨界電流密度は増大し、ピン止め特性は改善されるが、110まで照射すると、それらの変化は小さくなる。また活性化エネルギーの温度依存関数が、Jのべきから指数関数的に変化することを見い出した。
石田 武和*; 奥田 喜一*; 朝岡 秀人; 数又 幸生*; 野田 健治; 武居 文彦*
Czechoslovak Journal of Physics, 46(SUPPL.S3), p.1217 - 1218, 1996/00
包晶反応を利用した高純度・高品質な酸化物超伝導結晶YBaCuOの双晶境界を除去し、可逆磁気トルク測定を行った。a-b面内においてa,b方向にイントリンシックな磁束ピンを観測した。このことはa,b方向に磁場をかけた際に4回対称の自由エネルギーの極小値を持つことになり、dx-yの対称性に起因したものと考えられる。
岡安 悟; 数又 幸生; 田中 功*; 児島 弛直*
Physica B; Condensed Matter, 194-196, p.1881 - 1882, 1994/00
被引用回数:4 パーセンタイル:34.32(Physics, Condensed Matter)酸化物超伝導体LaSrCuO単結晶に電子線を照射して超伝導特性の変化を比べた。照射により約100ppmの点状欠陥が試料中に導入された。非可逆曲線及びヒステリシスの測定から、この照射はCuO面間に流れる超伝導電流を減らしていることがわかった。また、磁束クリープによる活性化エネルギーはg(T)lnJに比例していることがわかった。ここでg(T)は(1-T/Tc)という関数である。
小林 淳史*; 小池 洋二*; 片野 進; 舩橋 達; 梶谷 剛*; 川口 勉*; 加藤 雅恒*; 野地 尚*; 齋藤 好民*
Physica B; Condensed Matter, 194-196, p.1945 - 1946, 1994/00
被引用回数:6 パーセンタイル:44.48(Physics, Condensed Matter)LaNdSrCuOの低温正方晶相(TLT相)におけるCuO面の変形を中性子回折実験により調べた。この結果、斜方晶的変形はx=0.115で最大になることが明らかになった。これは超電導転移温度Tがこのx=0.115で最低になることとよく対応している。従ってTLT相での超電導の抑制は構造相転移の転移温度の高さ自体よりも、CuO面の変形の大きさに依存していると結論できる。